先日、「夫と結婚するまで、自己肯定感が低かったです。」と書きました。
ちょっと、この辺で自分の心の整理をしたいので、その経緯を書きたいと思います。
息子の育児にもかかわることなので。
長文ですし、他人が自己肯定感を持つ経緯なんぞに興味ない方は、どうかスルーお願いしますm(_ _)m
・・・
私は物心ついた頃から、父が嫌いでした。
1番昔の父の記憶は、父が幼い私に「かわいい、かわいい」と言ってチューをして、私が「おひげが痛い」と言って、チューを断っている場面です。
本当はおひげが痛かったのではなく、チューされるのが嫌だったんです。でも、子ども心に「それは言っちゃいかんだろう」とわきまえていて、「おひげが痛い」と言いました。
このように、幼少期から、生理的に父が嫌いで、一方で、それを「私は親不孝者だ」と責めていました。物心ついた頃からです。
そのせいかどうか知りませんが、父は私をあまり可愛がりませんでした。お互い、距離をおいていたと思います。
私は子どもの頃から、父に、「ダメだなぁ、お前は」と言われて育ちました。今考えると、何がダメなのか、どうダメなのか、どのようにしたらダメが治るのか、お手本は示されないままです。
今考えると、父は、自分ができないこと(お客様が来たとき気を使うとか、人と対等に接するとか、そんなことです)を知っていて、私にできるようになって欲しいという思いがあったのだと思います。それでこのような発言になったのだと思います。
でも、私の心には、「私はダメな人間なんだ」ということが見事に刷り込まれました。めちゃくちゃ自己肯定感が低かったです。
(息子には、このような人格否定の言葉を投げかけないことと、息子ができていないことは私ができていないこと、を肝に銘じています。)
また、一度、父にボコボコに殴られたことがあり(父の機嫌を損ねた。でも、今振り返ってみても私は悪くないです)、それが、ずっと心にくすぶっていました。割り切れるようになったのは、結婚してからです。
(たった一度でも、子どもに手をあげちゃいかんと思います。心の傷になって残ります。大人になってからもです。)
さて、一方で、母はというと、母は私に愛情かけて育ててくれたと思います。
ただ、私には、「私は母を守ったのに、母からは裏切られた」という思いが大人になってもくすぶっていました。
なぜそのように思っていたかというと、私の幼少時代にさかのぼります。
私の頭のおかしい祖母(父の母。同居してた)が母をいじめていたのです。
もしかしたら皆さんも経験あるのかもしれませんが、お母さんが傷つけられるのって、子ども心に許せなくないですか?特に身内にいじめられるのは。
で、私は、小学生になった頃からでしょうか?祖母と戦っていました。父に言っても何もしてくれないのはわかってるから、小学生の浅知恵で戦ってたのです。
そうしたら、今度は私が祖母からいじめられるようになってしまいました。
でも、母がやられる分には対抗していたけれど、自分がやられるのは我慢してしまいました。
その頃の子どもって親に心配かけたくないと思うものですよね。全部自分の中にしまいこんで耐えていました。
そのうち、父が「○○(私の名)がおばあちゃんを悪く言うからお母さんが苦しむんだ」って言うようになりました。
家の中のごたごたを全て私のせいにしてくるようになりました。責任のすり替えです。本来は父がなんとかしなければならない問題です。それを子どもの私のせいにしてきました。(このような子どもをスケープゴートというそうです。)
しかし、私は、それも耐えてしまった。
反抗すればよかったんだろうけど、そのすべを知らなかったのです。
まぁ、自分としては、不器用だけど、母を守ってたつもりだったんです。
そしたら、ある日、聞いちゃったんです。母が父に、「○○がおばあちゃんのことこんなこと(悪口)言ってた」って。
でも、そんなこと言った覚えないのです。母の嘘だったんです。
それを聞いたとき、「私は売られた」と思って、ものすごいショックを受けました。
自分はお母さんのためにずっと戦ってたのに、お母さんは私を裏切るんだって。
でもでも、それも耐えてしまったんです。
口には出さないけど、それが大人になってもくすぶっていました。
先程も書きましたが、母は愛情かけて私を育ててくれたと思います。感謝しています。
でも、たった1回の嘘でも、子どもは深く傷つき、親を心の底で信用できなくなることもあるのです。
これは、息子を育てる上で、私が気をつけていることです。
話がそれました。
こんな父と母ですが、父と母の仲がよかったかと言うと・・・悪かったです。
(父も最近、「お母さんは俺のことバカにしてたから」と回顧するようになりました。)
私は、父親と母親が仲が悪いのは当たり前というか、わざわざ口に出すことでもないと思って育ちました。
さて、育児書を読むと、父親の娘に対する態度で、娘の男性を見る目が養われるそうです。
私は、結婚するのがずっと怖かったのです。
結婚って、女が耐えるものだと思い込んでいました。もっというと、その思い込みも表面化してなくて、漠然と結婚するのが気が進まなかったのです。
ただ、いつかはしないといけないな、とは思っていました。
夫と付き合って、7年経った頃です。(7年間、「まだ結婚したくない」と言いまくり、ずるずる結婚を引き延ばしていました。)
その頃、会社から支給されてた手帳の支給が打ち切られて、夫と付き合って初めて自分で手帳を買いました。その手帳が六曜が載ってる手帳で、自分の誕生日を見ると、大安の日曜日でした。
「この日に入籍しなかったら一生結婚できないかもしれない」と思って、急いで33歳の誕生日に入籍することにしました。
4月始まりの手帳だったから、5月の誕生日まで、あまり期間がなかったんですが、もう結婚話をすすめるしかないと思って、入籍しました。
で、夫と結婚して、一緒に住んでみると・・・。
そのやさしさと精神の健全さにびっくりしてしまいました。
夫のお父さんとお母さんが仲いいのもカルチャーショックだったし、いちいち怒られるのをびくびくしない生活っていうのもびっくりでした。
ささいなことの積み重ねなんですが、例えば私がお皿を割ると、怒られずに、「(けが)大丈夫?」って心配してくれるのです。(夫はこんなささいなこと覚えていなさそう・・・)
私は、そういう反応に慣れてなかったのです。父から怒鳴られて育ったからです。
とにかく健全な家庭で育った人の健全さにふれて、自分がいかに自分をおさえてきたか、うちがまともじゃなかったか、結婚って対等な関係なんだという気づきがあって・・・。
で、めでたしめでたしだったらよかったんですが、精神のバランスが崩れるようになってきちゃいました。
今ならわかるのですが、幼少の頃から、自分を家族から守るための殻でがっちりかためてたのが、夫にとかされることによって、傷ついた自分がむき出しになってきちゃったのです。今ならわかるのですが、当時はとにかくとまどっていました。
で、精神的にバランスを欠いた生活をおくってたいたのですが、とうとうある日、夫に全部話しました。両親の仲が悪くて結婚が怖かったこと、自分が家族からいじめられてきたこと、母に裏切られたことなどなど・・・。(これも夫は覚えていなさそう。)
で、夫は全部きいてくれたあとで、「よく頑張ったね」って言ってくれました。
それを聞いて私は号泣してしまいました。
私は、父や母から「よく頑張ったね」って認めてもらえればそれでよかったんだ、それだけでよかったのに・・・と気づいてしまったのです。
「よく頑張ったね」は両親に言ってほしかったのです。
で、結局、よけい精神のバランスが崩れてしまって、心療内科のお医者様に相談しました。
経緯を話したら、「親に昔言われたことを蒸し返すのはおすすめしない」って言われました。
「では、私のこの気持ちはどうしたらよいのですか?」ってきいたら先生は答えませんでした。
ただ、「結婚されたんだから、ご両親と距離をおかれたらどうですか」ってアドバイスを受けて、そうだそうだと思って、こちらから親への連絡を一切しなくなりました。
電話もとらなかったのですが、そしたら母から手紙が来るようになって、「私達も年を取り・・・(だから会いたい)」って書いてあるのです。
親の老いって、子どもの弱点じゃないですか?そのツボをつくような手紙が来るようになって、苦しくて苦しくて、ますます距離をおくようになってしまいました。
親と距離をおいたことと、その後、何年もかけて夫と過ごしてみて、「もう肩に力入れて自分を守らなくていいんだ」ってことが、少しずつ、少しずつ、少しずつ、体にしみこんで、やっといい方向に向かうことができました。
時間がかかりました。
自分を守る殻を破ったことで、低かった自己肯定感も、自然と「私って割とイケてる」と自分を肯定できるようになりました。
このように、夫と結婚して、私は自分を育てなおしたことになります。
今は息子を育てながら、自分を育て直していると思ってます。
私は、育児に自信がなくて、育児書を読み漁ったのです。そうしたら、父がやってはいけない子育てばかりしていたのがわかりました。
私もつらかったけど、父は、頭のおかしい母親に愛情もなく育てられたことに気づきました。(ていうか、祖母は父を親戚に預けてしまったので育てていません)
おまけに学校にも通わせてもらえず、若くして仕事を始めたら、母親からたかられる生活が始まりました。(祖父は早くに死んでしまって、父は若くして働いかざるを得なかった。で、父が仕事を始めたら、祖母は働くのをやめてしまった。)
父は愛情を受けて育ってこなかったので、父がこうなったのも仕方ないし、祖母が頭がおかしかったのも子育ての負の連鎖だったのだ、と冷静に思うようになりました。
負の連鎖は私が断ち切ります。夫がいるし、もう大丈夫。
手探りですが、息子に愛情をかけて、時には厳しく、育てていきたいと思っています。
母は今、認知症で、特別介護老人ホームに入っています。
父は、母を週に3日くらい見舞います。母が生きていることが、父の人生の生きがいなんだそうです。父がこんなこと言うなんて、びっくりです。
私は今は、父と仲良く話します。父の若い時の苦労話を、ふむふむと聞きます。
時間はかかったけど、母は認知症になったけれど、このように丸く収まりました。
・・・オチのない文章になってしまいました。
ここまで読んでくださったあなた、どうもありがとうございましたm(_ _)m。
心の整理がつきました。この文章を読んでくださった皆様が、今、楽しんで子育てをできていますように。そして、ご両親と仲良く過ごしていられますように。
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